今日は酸化のほかに、精子の質を低下させる原因をご紹介します。
結論から言うと、男性のほとんどが着用しているであろう、「ボクサーパンツ」
が精子の質を低下させるといわれています。
- 精子の質に大事なものは「温度」
- 精子の温度を調整する陰嚢
- 陰嚢の精子温度調整機能を奪うボクサーパンツ
- じゃあブリーフやトランクスを履けばいいかというと、そうでもない
- きつすぎず、ルーズ過ぎないパンツをはこう
精子の質に大事なものは「温度」
精子は非常に繊細な組織です。そのため、温度にも非常に敏感で、37℃で死滅するといわれています。
適温は35℃といわれていて、平均体温より少し低いことがわかります。
精子の温度を調整する陰嚢
いわゆる袋の部分が、精子を衝撃から守るほかに、温度調整の機能を持っています。
陰嚢は体内からはみ出したような形になっており、外気に触れる形になっています。
精子の適温が35℃と、体温よりやや低いため、外気で冷ましていると考えられています。
また、男性ならだれでもわかると思いますが、陰嚢は「寒いと縮む」「暑いと広がる」性質があります。
これは、寒いときには温度の高い体に陰嚢を近づけ、精子の温度を上げるためです。
一方暑いときには広がって外気に触れさせ、精子を冷まします。
陰嚢の精子温度調整機能を奪うボクサーパンツ
皆さんが毎日履いているボクサーパンツはどのような形でしょうか?
おそらく、体にピタっとくっついている、密着していると思います。
それは同時に、陰嚢を体にピタっとくっつけることになり、常に温度の高い体に陰嚢が付いてしまっていることになります。
これは例えば暑いときに体から離れて精子の温度を冷ますことができず、精子の質が悪くなります。
じゃあブリーフやトランクスを履けばいいかというと、そうでもない
ブリーフやトランクスならよいのでしょうか?一見ブリーフやトランクスはリラックスしたフィット感であり、陰嚢の温度調節は効く気がします。
ただ、あまりにルーズなフィット感の場合、陰嚢が下に伸びてしまい、陰嚢内の血流が悪くなり、精子の質が下がります。
きつすぎず、ルーズ過ぎないパンツをはこう
非常に難しいですが、あまりにピタットしたパンツでもなく、ルーズすぎるパンツでもない、適度なフィット感のパンツをはくようにしましょう。
それにしても、精子や陰嚢はデリケートです、、
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