前編からの続きです。
前編はこちら
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精子の採取室へ
しばらく待って名前を呼ばれると、精子の採取室に通されます。
※通してくれたのは、男勝りのおばちゃんで安心しました。
待合室から10mくらいの廊下の左右におそらく3~4室ほど、一部屋2畳ほどの個室が並んでいます。おそらくちょっと広めの漫画喫茶くらいです。
部屋の中はテレビ、ヘッドフォン、DVDプレーヤー、それ用のDVDと本、リクライニングチェア、ティッシュとゴミ箱、といった感じで、薄暗い間接照明になっています。もちろん内側から鍵もかけられます。
※入るときに女性スタッフの方から一通り説明を受けますが、ちょっと緊張してあまり聞いていませんでした、、
気になる注意書き
部屋にはいってまず気になったのは、テレビの横に置かれた注意書きです。
詳細な書きっぷりは忘れましたが、「20分~30分経っても出てこられない場合は内線電話で確認の電話をします」というものでした。
内線電話を掛けられて出ていく恥ずかしさもさることながら、個人的に安心したのは「20分以上は時間かけすぎ」ということが客観的に分かったことです。
正直一瞬で出てきてもあれですし、長すぎてもあれなので、何分くらいが相場なのだろう?といらぬ心配をしていたので、20分以上は長すぎ、というところから、10分~15分くらいが普通なのかな、という推論ができました笑
DVD、本について
これは気になる方が多いかと思いますが、DVDはおそらく15枚程度用意があったと思います。
ジャンルも誰が選んでいるのかわかりませんが、相当に幅広かったです。あまり詳細は書きませんが、結構コアなジャンルもあるな、、という印象でした。
本のほうは、ちょっとこの部屋を利用した多くの先人たちのことを想像してしまい、特に手に取ることはありませんでした、、笑
DVDプレーヤーは一般的なものなので、どうしても、ということであれば個人的に持ち込んでも問題ないかと思います。
採取した精子の提出
渡された紙コップに精子を採取できたら、テーブルの上に置いたまま退室し、控室?のようなところにいる女性スタッフに終わった旨を伝えて待合室に戻ります。
待合室に戻ると、「検査完了まで1時間ほどかかる」と伝えられ、一度外出してもOKとのことだったので、近くの喫茶店で時間をつぶしました。
気になる検査の結果は・・
1時間してクリニックに戻ると、ほどなく私の番号が呼ばれ、今度は診察室に通されます。
診察室にはとってもハンサムな先生がPCの前で待機しており、手前の椅子に座ります。
正直結果を聞くのはドキドキでした。
これで乏精子症や運動無力症だったら、妻になんて言おう、、治療費にはどれくらいかかるんだろう、、なんてことが頭の中をずっとめぐっていました。
そして先生から告げられた検査結果は、
「まったく問題なし」
でした。
最初は事前の想像とのあまりのギャップに、信じられませんでした。
詳細な検査結果を一つ一つ丁寧に説明してくださる先生の言葉もほとんど頭に入りません。最後に「奥さんのことを大切にして、妊活頑張ってください」と笑顔で言われたことだけを覚えています。
精子検査をしてみて
結果はまさかの「問題なし」でしたが、問題なしであっても、これからの妊活を自信をもって進めることができます。
仮に異常があったとしても、その後の治療方法が明確になり、受診しないより確実にいい妊活ができるはずです。
これから妊活をする予定の男性、またまだ妊活をする予定ではない男性であっても、自分の精子に異常がないかをしっかり検査することはその後の人生において非常に大切なことだと思います。